1949(昭和24)年に開館した池田文庫には、現在約22万冊をこえる図書・雑誌が収められていますが、約60%は映画・演劇・文学に分類されるものです。この中には宝塚歌劇上演のために収集された文学作品、舞踊、服飾関係等、他の図書館でもなかなかみられない貴重な本がたくさんありますが、これらは池田文庫の前身である宝塚文芸図書館時代に集められたものです。
宝塚文芸図書館は、1932(昭和7)年に、演劇の専門図書館を目指して設立され、演劇関係の資料を徹底して集めると同時に、毎月10日には月報を発行して、新刊の演劇、映画、舞踊、音楽関係の主な雑誌記事名、執筆者名、雑誌名とその発行年月を記載しました。この演劇関係文献輯成(雑誌記事索引)の作成ために収集された雑誌は、225誌(和雑誌133、洋雑書92)を数えます。これらがそっくり池田文庫に引き継がれ、『キネマ旬報』や『文藝春秋』など、現在も収集が続いていて、収蔵品の一つの目玉となっています。


- 『伊達正宗遣使録』シピオーネ・アマチ著
1617年刊ドイツ語版 - 伊達正宗の命により、スペイン王とローマ教皇に使節を派遣。そのときの使節一行の記録
- 『ペリー提督日本遠征記』(上院版)
- アメリカ政府が1856年に特殊印刷物として刊行した遠征の公式報告書

